けだもんの日々 オフロードミーティング




2003/05/05 第二十四回 さらに鉄塔パラダイス
今、ちょっと鉄塔パラダイスに凝ってます。
なぜって、ドラマティックなんです、この道。

尾根伝いの単車一台分の細道を、緩やかに登って、降りて、また登って、といつまでも繰り返していると、矢庭に現れる、天を突く鉄塔。

斜面にへばりつく小鉄塔あり、広場にそびえ立つ巨大な赤鉄塔あり。

尾根の幹線は緩やかで走りやすいにもかかわらず、少し道を外すと見る見るうちに斜度を増して落ち始める支線たち。

安寧と緊張と意外性。この緩急に、ちょっと、はまってます。
ま、しかし、道自体はぬるすぎますので、それぞれの支線がどこに抜けるかを見極めるまでかな。えらそーに。

地図マップです。地形図を下書きに結構正確に作りました。
「一方通行下りのみ」は、オレと同程度の腕前ならば、です。上手なら簡単に登れるでしょうし、もっと下手だと矢印じゃないところも登れないかも知れません。あんまり、信じないでね。


今日は若者二人組p1がけだもん倶楽部に初参加です。
同い年ということなので、もともと友達なのかと思っていたら、実は全然オリジンは別だそうです。
写真左の松山君は、ロドさんのお店の若い衆だそうです。今日は、ロドさんのセローで参加です。写真右手のコータロー君は、ネットで「裏山林道」を検索してて、けだもん倶楽部のサイトに引っかかったそうです、まんまと。

写真手前のおっさんは、メキシコおっさん怪人です。若者じゃありません。うそです、うそっ。うそだから、山の中で見捨てないでね。


いつものように、らくらく切畑肝川線から尾根に登ります。
そこから、西へ曲がって、「63鉄塔へのだらだら登り」を登ります。まずは、若者のお手並み拝見と言ったところです、とか言って余裕かましていると・・・げっ、ちょっと手こずりながらも付いて来るっ。結構、やるじゃん。
またしても、すぐさま若い人たちに追い越されていく予感を覚えるのであった。

さっきの写真は、63鉄塔を越して、ちょっと下ったところの栗畑です。

栗畑は通行止めになっているので、Uターンして帰ります。
坂を登るコータロー君の図p2。ちゃんと「将来のある登り方」をしています。オレは、ここをまたしても「将来のない登り方」してしまいました。

帰りは、63鉄塔じゃない方のトラバースルートを探索します。すると、3番鉄塔に出くわします。

トラバース中、何でもないところで谷にタイヤを落とすコータロー君の図p3。オレはジャーナリズムに徹した後、助けに行きました。

セロー、重っ。げろ重っ。
さっき、「何でもないところ」と書きましたが、訂正します。この車重だと、ちょっとでもリアが路肩の弱いところにかかるとすぐ落ち始めるでしょう。何でもないところでも、しっかりキャンバー走行する必要がありそうです。

今回、セローの後ろを走ってみて、ひょっとすると重さにはある程度、意味があるのかなと思いました。リア加重してもフロントは捲れないし、逆にしっかりリア加重しなくてもあまりトラクションが抜けたりしません。
うーん・・・痛し痒し・・・あ、違う?90%痛いだけ?そ・そんな正直なぁ。

さて、今度は4番鉄塔のトラバースルートから、46鉄塔p4に降りてみます。
見てください。青空にいつまでも続く鉄塔の群れ。まさに「鉄塔パラダイス」。
途中、結構なだらだら下りです。以前、鶴田さんと来たときは、ちょっとオレが負け負けになって止めといた道なんですが、今回は、まぁ、いいかということで降りてみました。

降りきった後で、ロドさん、「今日は、この帰りの登りがメインイベントになりそうやで」とか言ってます。

オレは、一回手こずりながらも、「将来のない登り方」で簡単に登れてしまいました。
「将来のない登り方」は、将来のないおっさん専用です。将来のある若者は、使用禁止です。

松山君がチャレンジします。
「登りは一人ずつやでー」とロドさんが言ってたのに、すぐ続くコータロー君。
当然のように、二人玉砕するの図p5

4人がかりで松山君のセローを押し上げます。4人だと楽勝です。オレなんて、一番後ろでわっしょいわっしょい言ってただけで全然手に力入ってません。

コータロー君、再チャレンジです。
今度は、一人玉砕p6です。


なんやかや言いながら、二人とも上手いです。とても、けだもん初心者と思えません。
松山君は、長身を利用して、開けっぷりのいい(ロドさん号のハイスロの所為?)豪快な走りを見せます。
コータロー君は、松山君よりは小兵ながら、後ろから見てますと上体を前後左右に揺すってテクニカルに進んでいくのが見て取れます。
いかん。すぐ抜かれる、きっと。

しゅがmamaがささき姐さんに感じてるプレッシャー、ちょっと理解できたりして。


後は、順当に最高峰のテレビ塔まで尾根を進みました。
頂上でUターンせずに、そのまま北に抜ける道を進みます。この道は、59番鉄塔を通って最高峰を回り込み、尾根道に戻る道です。

落ち葉ふかふかの結構な斜度を下り続けます。
斜度の割に、前往く二台の車間距離が近いなぁと思っていた矢先、松山君、フロントから右にブレーク!間髪を入れずコータロー君、左へ友情のブレーク!二人の熱い友情の瞬間を後ろからしっかと目に焼き付けさせていただきました。バロムクロスのようでした。(泣笑)
その光景を坂のどん底で笑うロドさんp7

今日もあっと言う間の3時間でした。
今日くらいのレベルの道ならば、おじさん、楽しょーです。若人よ、いつでも、かかって来なさいっ。
あ、でも、上手になってからも、一緒に走りに連れてってね(卑屈)。
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